新年あけましておめでとうございます。

2022/1/11

新年明けましておめでとうございます。

昨年末は比較的落ち着いた状況を取り戻し、当館の稽古も感染対策を行いながら対面による稽古が継続出来てまいりました。年明け早々の報道では新たな変異株による感染が拡大傾向に見られ緊張感を持ちつつの年明けとなりました。

昨年を振り返りますとあっと言う間の一年でございましたが、指導者・館員、保護者様のご協力によって無事に稽古を継続してこられたことを衷心より御礼申し上げます。

当館は本年より新体制として新規クラス等を開設して参ります。コロナ渦に於いてまだまだ気が抜けず、従来の剛柔館に戻すことはしばらく困難と思いますが、一昨年・昨年と経験をした様々なことを十分に活かして本年も歩みを止めず進んで参りたいと思います。

剛柔館杉並は本年度より54年目を歩み出し、剛柔館板橋は47年目、剛柔館ひばりヶ丘は19年目となりました。来年は剛柔館杉並55周年、ひばりヶ丘は20周年となります。

我々大人からすれば、数年の月日の流れはそれほど大きくないように感じますが、子供たちにとっての1年はとても重要なものです。窮屈を強いられる状況の中でも子供たちが楽しく、時に厳しさの中で学んでいける道場作り、また館員の皆様と共にこのような時代でも剛柔流空手道の経験が人生の役立ちにつながって行けるよう館長として創意工夫を行い指導にあたって参ります。

本年も厳しき一年になると思われますが、剛柔流空手道の真髄とも言える剛と柔は、ただ強く柔らかくだけでなく、その内面にバランスの重要性も意味しています。

剛柔流空手道を通じて状況をバランス良く把握し当館稽古を行って参ります。

剛柔館指導者一同、本年も伝統と進化を守り誠心誠意に指導を致します。

本年もご協力の程を宜しくお願い致します。

日本空手道剛柔館 館長 山口剛平